岡山県倉敷市は、洪水などの危険が迫った時に一時的に避難できる「浸水時緊急避難場所」に、真備町の5カ所を指定しました。
(倉敷市防災危機管理室/梶田英司 危機管理監) 「時間がある場合にはできるだけ浸水区域外に避難を、外に避難するだけでは対応できないときには今回新たに設置する5カ所に避難していただく」
「浸水時緊急避難場所」に指定されたのは倉敷市真備町の川辺小学校や真備東中学校など5カ所です。いずれもハザードマップの浸水想定区域内にありますが、西日本豪雨の時に町内の避難所3カ所に収容人数をはるかに上回る数千人の住民が避難したため、新たに設置しました。
5カ所合わせて約4700人を収容できます。また、倉敷市は豪雨の対応状況や改善策を報告書にまとめました。
避難情報の発令などについては、国のガイドラインに沿って対応したものの十分ではなかったため、今後体制の強化を図るとしています。