岡山・香川では24日から26日にかけて多くの地点で真夏日を記録し、熱中症とみられる症状での搬送も相次ぎました。
25日、岡山・香川では23の観測点のうち、19の地点で最高気温が30度を超える「真夏日」となりました。 24日から26日にかけて岡山県では倉敷市と新見市の2地点で、香川県では高松市や三豊市など全7地点中6地点で5月の観測史上1位の値を更新しました。
この暑さの影響で、各地で熱中症とみられる救急搬送も相次ぎました。 26日、香川県小豆島町で開かれた「小豆島オリーブマラソン」では大会に参加した男性5人と女性1人が、熱中症とみられる症状で病院などに搬送されました。 岡山・香川の消防によると、熱中症による搬送者は、この土日で岡山県では15人、香川県では14人でした。このうち、2人が重症とみられています。
また、25日は岡山・香川の小学校で、運動会が行われました。高松市のある小学校では午後から気温が上がり熱中症の危険が高まったとして、急きょ、閉会式をテントの中で行いました。
一方、この暑さでにぎわっているところもありました。
(赤木由布子リポート) 「暑さが続くこんな日には…流しそうめんです」
高松市の「流しそうめん麦縄の里」では、5月の気温が高いこともあり、例年より早い時期からにぎわっています。 25、26日は午前10時の開店から午後4時の閉店まで満席の状態が続いたということです。
(流しそうめん麦縄の里/真砂泰介 店長) 「これから暑くなる時期にやっぱり涼を求めて来ていただけたらいいなと思いますね」
(流しそうめんを食べにきた子どもたちはー) 「(Q.どんなところが楽しかった?)流しそうめんがピューとくるところかな」 「ひんやりしておいしいです」
この流しそうめんは9月いっぱいまで楽しめます。