希少糖に関する事業をさらに活性化させようと、香川県庁で戦略会議が開かれました。
香川県希少糖戦略会議には、県や大学、民間企業などから14人の委員が出席しました。 会議では、希少糖を含んだシロップを製造する兵庫県の松谷化学工業が、今後の事業展開について説明しました。
松谷化学工業は希少糖の一種「プシコース」を来年以降、世界の食品メーカーへ販売する方針です。 「プシコース」を巡っては今年4月、アメリカの食品医薬品局が肥満につながる「糖類」から除外することを決めています。これによりアメリカの一部地域で導入されている砂糖飲料税(通称・ソーダ税)の対象から外れ、ニーズ拡大が見込まれています。
このほか会議では、去年開かれた国際見本市への出展や商品開発を行う企業への支援事業などについて、香川県が報告しました。