岡山県へ訪問を希望する外国人旅行者のうち、西日本豪雨を知っている人が9割を超えていることが分かりました。
日本政策投資銀行が、岡山県を訪問したいと回答した外国人旅行者を対象に調査したものです。
そのうち去年の西日本豪雨について、「知っている」あるいは「聞いた気がする」と答えた人は9割を超えています。また、全体の7割が自然災害があっても旅行を控えようと思っておらず、そのうちの3割が「安全が分かれば積極的に訪問したい」と回答しました。
この結果を踏まえて日本政策投資銀行は、西日本豪雨がインバウンドに及ぼした影響は限定的であるとしました。
一方、災害の時の外国人への対応について評価が低かったことから、自治体や地域が外国人向けの災害時マニュアルを作り、観光地で配布するなどして安心して観光できる環境づくりをする必要があるとしました。