日本に8人だけの「切手デザイナー」が、岡山市の高校で生徒にデザインの考え方を教えました。
(日本郵便 主任切手デザイナー/玉木明さん) 「例えば楽しい+かわいいと、優しい+かわいいの場合、ちょっと味付けが変わってくるんだ」
岡山工業高校を訪れたのは日本郵便の切手デザイナー、玉木明さんです。
デザイン科の2年生41人にデザインの考え方をテーマに講演しました。玉木さんは、デザインでは複数の言葉をつなげることや、多角的な視点で考えることが必要だと話しました。
また、東日本大震災の後に寄付金付きの切手を考えたことを話し、最も大事なことは「人のために」考えることだと伝えました。
(生徒はー) 「人のために物事を考えたり作ったりするのがデザインだと思っていたので、その本質的な部分がこの講演を聞いて分かることができたような気がします」