岡山県新見市の公園で、伝統の和紙でできた短冊をあしらった風鈴や水車のある風景が涼を感じさせています。
風に揺られて涼やかな音色を響かせているのは、新見市神郷下神代の「夢すき公園 紙の館」です。 神代和紙保存会のメンバーと地元の人たちが、地域に伝わる「神代和紙」で作った短冊1000枚と南部風鈴100個を藤棚に取り付けました。
(神代和紙保存会/仲田紗らささん) 「自分たちがすいた和紙を使って、ぜひ、ここにこういう紙があるんだなということを多くの人に知ってもらいたいと思って」
手すきの短冊は風雨に耐えられるよう、こんにゃくのりを塗って仕上げています。
心地よい音色の風鈴や大きな水車が、目と耳にひとときの涼を届けてくれます。 このイベントは8月31日までで、期間中は水車のライトアップも行われるということです。