岡山県新見市の神代小学校の5・6年生が、鎌倉時代から地元に伝わるとされる「神代和紙」について学びました。
子どもたちは、保存会のメンバーから原料を加工する工程などを教わった後、紙すきを体験しました。
凍てつく寒さの中、和紙の原料となるコウゾやミツマタの繊維が入った水に手を入れ、「簀桁(すげた)」という道具を前後左右に揺らしながら、紙をすいていきます。
この小学校では、6年生が神代和紙で卒業証書を手作りするのが恒例となっています。3月の卒業式で授与されるということです。
(参加した児童は―)
「卒業の時に使うものだから最初は緊張したけど、頑張って作れたのでうれしかったです」