この春、卒業する岡山県新見市の小学生が23日、自分たちの卒業証書用に和紙作りに挑戦しました。
地域に伝わる神代(こうじろ)和紙作りに挑戦したのは、新見市の神代小学校の6年生11人です。
神代和紙保存会のメンバーからミツマタやコウゾなど原料について説明を受けた後、スゲタと呼ばれる道具を操って丁寧に和紙をすいていきます。
児童たちはぎこちない手つきながらも、むらができないようにスゲタを揺らしていました。 この日、作った和紙は2日ほど乾燥させた後、卒業証書に仕上げられ、3月24日の卒業式で一人一人に手渡されます。
(児童はー) 「手が冷たくて、自分が思っていた以上に難しかったです」 「卒業証書に使われることがとてもうれしくて楽しみです」