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地価公示 岡山県では商業地の平均変動率が27年ぶり上昇

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 土地取引の目安となる地価公示が発表されました。岡山県では、商業地の変動率が27年ぶりに上昇に転じました。

 岡山県の商業地については、1992年から下落が続いていましたが、去年「横ばい」となり、今年、平均変動率がプラス0.4と27年ぶりに「上昇」しました。  市町村別では岡山市、倉敷市、早島町で上昇。特に岡山市中心部の上昇が県全体の結果を押し上げました。

(岡山県不動産鑑定士協会/藤原康正 さん) 「イオンモール岡山が出来たことによって地価の上昇の傾向が生まれたということです」

 商業地で最も高いのは30年連続で「岡山市北区本町2番」、1平方メートルあたり130万円です。また、住宅地では市町村別で岡山市と早島町以外は下落。

 県全体の平均変動率はマイナス0.5パーセントで23年連続の下落です。住宅地で最も高いのは3年連続で、「岡山市北区津島新野1丁目」1平方メートルあたり15万9千円です。

 工業地なども加えた全ての用途では継続調査した400地点のうち140地点で地価が上昇、42地点で横ばい、218地点で下落。平均変動率はマイナス0.3パーセントで26年連続の下落です。

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