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体の衰え直視して事故防止 高齢ドライバーが運転能力をチェック 岡山・赤磐市

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 自分の体と運転を省みました。岡山県赤磐市で高齢ドライバーが加齢による体の機能の衰えなどを確認しました。

 赤磐市が開いたもので69歳から81歳のドライバー23人が参加しました。

(参加者はー) 「右左の確認がちょっと衰えてくるので」 「痛ましい事故もよくテレビで見ますけどね。私はまだと思ってるけど、いつそうなるかわかりません」

 赤磐市では去年1月、当時70歳の女が運転する車が対向車と接触した後で軽トラックに追突し、その軽トラックがはずみで下校中の列に突っ込み、当時小学4年生の女の子が死亡、9人がけがをするという事故がありました。

(記者) 「高齢ドライバーが安全運転をし続けるための選択肢の1つがサポカーです。きょうは、参加者が自動ブレーキ機能を体験します」

 サポカーは、前方の障害物を予測し、ブレーキを作動させる装置などがついた車のことです。今回の参加者で最高齢で81歳の大西安夫さんも体験しました。

(大西安夫さん) Q.サポカーに乗ってみてどうでした?  「別になんも思わない。もう今の車で慣れとるからな。事故は起こさない」

 次に、参加者は運転に必要な視野の広さや反応速度を測りました。

(検査結果を渡す教官はー) 「全体的にみな悪い。車を運転するのに必要な能力がそれだけ落ちとるいうことやから、車を運転するときには気をつけないといけんよ」

(参加者はー) 「はよ(免許)返納せんとだめやな」

 運転に自信のある大西さんも計測しました。

(教官はー) 「5段階評価の2ということで悪いです。はっきり言って」

(参加者はー) Q.どうでした? 「今の検査?あかん」

(参加者はー) 「去年同じ検査したんですけど、だいぶ衰えてます。注意しないといけないと感じました」


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