岡山県倉敷市の自動車教習所で、高齢者の安全運転講習が行われました。
クラボウドライビングスクールで倉敷警察署が開いた、「シルバー・セーフティ・ドライブ倉敷」には67歳から81歳の男女14人が参加しました。
参加者は運転適性検査を受けた後、教習所内のコースを走り教習指導員による指導を受けます。コース内で急ブレーキやクランク、バック駐車からの方向転換などを行います。
参加者の中で最高齢の81歳、高見さんも運転し指導を受けました。
75歳以上の免許更新時には実車指導が義務付けられていますが、危ない運転をしても指導だけで免許は更新されます。
(高見靖子さん) 「私の弱点をよくついてくださったと思います」
65歳以上のドライバーは岡山県で約34万人、運転免許を持っている人の26パーセントを占めます。
(倉敷警察署 交通官/杉田龍弥 警視) 「安全運転は自身ではなかなか気が付きにくい。周りの人のアドバイスだったりとか、特に今回のように免許証をとったときに立ち返ってもらって、教習所の先生から実際に指導いただくというのは非常に有効なことだと思います」