スーパー大手のイオンが、香川県綾川町で「移動販売車」の運行を始めました。イオンとしては、中四国で初めての試みです。
イオン綾川店の移動スーパー「E-Wa(イーワ)」。イオンリテールが、綾川町や商工会と協力して15日に運行を始めました。
「E-Wa」が回るのは綾川町内の山間部が中心。各地区の集会所など25カ所を5つのルートに分け、曜日ごとに巡回します。 販売車には、冷凍・冷蔵・常温のコーナーがそれぞれ設けられ、肉や魚などの生鮮食品のほか、総菜や飲み物、日用品まで約300種類が並びます。
(記者) 「移動販売車のレジはWiFiで店舗と繋がっていて、商品も店舗と同じ価格で購入できるんです」
(買い物客はー) 「安い、向こうに買いに行ったのと一緒。ここに来たら高くなるんかと思ったら、これだったらみんな来るようになると思う」
また販売車にない商品は、次の訪問時に届けるサービスも行います。 イオンリテールは「買い物弱者」の支援だけでなく、定期的に顔を合わせることで地域の見守り活動にもつなげる狙いです。
(イオンリテール・イオン綾川店/樋口功 店長) 「我々にとってもあまりない経験ができるので、非常に期待しています」