国の重要文化財、旧遷喬尋常小学校の特別査察が9日、岡山県真庭市で行われました。
真庭市で唯一の国指定の重要文化財、旧遷喬尋常小学校を訪れたのは、真庭市消防本部の職員3人です。沖縄県の首里城や岐阜県の白川郷の小屋で火災が発生したことを受けて、緊急に行った特別査察です。
消防本部の職員は小学校の管理者から防火体制などを聞き取り、不備がある点について指導しました。また校舎を巡回して、コンセント周辺の清掃状況などを入念にチェックしていました。
(真庭市消防本部/御船侍 消防司令補) 「国民の重要な文化財が焼失するということは非常に残念なことなので、火災の発生を最小限に抑えられるように努力していてだきたい」