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「氷河期世代」に岡山市が採用試験 正規職員6人 2月に募集開始

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 岡山市は20日、バブル崩壊後の就職氷河期世代を対象にした正規職員の採用試験を2020年行うと発表しました。

(岡山市/大森雅夫 市長) 「岡山市においても一部採用凍結していた時期と被っている。早急に手を打とうと」    岡山市は2020年、34歳から44歳を対象に事務職の正規職員を6人ほど採用すると決めました。厚生労働省によると 30代半ばから40代半ばの非正規雇用者は、少なくとも50万人いると推計されています。

 岡山市で働く事務職員のうち、就職氷河期世代の割合は約23パーセントです。2007年から2009年の3年間は職員の新規採用を凍結していたため、特に30代の職員が少ないということです。

 就職氷河期世代を対象にした正規職員の採用は8月に兵庫県宝塚市が初めて実施し、全国に広まっています。岡山市は2020年2月に募集を始め、秋ごろ採用する予定です。

 厚生労働省は、この世代の非正規雇用者が少なくとも50万人いると推計していて、今後3年間で正規雇用者を30万人増やす方針です。

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