厚生労働省が9月、再編・統合の検討が必要だとする公的な病院を公表しました。岡山市で30日、中四国の医療関係者や自治体職員が意見交換会を開きました。
医療の効率化を進める厚生労働省は9月、診療実績などをもとに岡山で13、香川で4つの病院で再編・統合の検討が必要と発表しました。
意見交換会は厚生労働省が地域の医療関係者や自治体職員の意見を聞くため、実施したものです。
今回の病院名の公表について参加した病院関係者などからは「唐突なやり方で、地域の実情を見ていない」「病院が無くなるのかと患者の不安の声があり、風評被害をうけている」など反発の声も聞かれました。
(厚生労働省/迫井正深 大臣官房審議官) 「将来世代の医療をいかに確保していくのかが社会全体で取り組まなければならない課題で、その点についてはきょう参加していただいた皆さま方と同じ気持ちだと確認できた」