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小豆島便のフェリーが高松港の岸壁に衝突 女性1人がけが 高松市

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 29日午後、高松港に入港した小豆島便のフェリーが岸壁に衝突し、乗っていた女性1人がけがをしました。

(記者) 「フェリーはあちらの岸壁に衝突し、船体には大きな穴が開いています」

 午後0時50分ごろ小豆島・池田港と高松港を結ぶ「第三十二 こくさい丸」が高松港に入港し着岸しようとしたところ、正常に停止できず岸壁に衝突しました。

 この事故によりフェリーの車両甲板に待機していた40代の女性が転倒し頭を打つなどして全治10日のけがをしました。

 フェリーを所有する国際フェリーによりますと、電気系統に不具合が生じたためバックするための機械が作動しなかったのが原因だということです。

 当時フェリーには乗客が45人、車両6台が乗っていました。

 国際フェリーでは、同じグループの船を使ってあすの朝から通常運航する予定です。しかし、岸壁が崩れた影響でフェリー乗り場が使えないことから、減便も検討するということです。

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