災害時の救命活動や物資の輸送を円滑に行うため、香川県が29日、緊急輸送道路計画を見直しました。
緊急輸送道路について検討する会議には香川県や四国地方整備局、警察などから約20人が出席しました。
香川県は阪神・淡路大震災をきっかけに1996年から災害などに備え、主要な道路や空港などを緊急輸送路に指定しています。今回は防災拠点の変更や道路の整備状況を踏まえて、8年ぶりに見直しました。
物資をより迅速に運ぶためにサンメッセ香川や民間の物流センターを新たに「物資拠点」として指定するなど、防災拠点はこれまでの128カ所から155カ所に増やしました。 また、防災拠点をつなぐ道路を補完路線として追加で指定しました。
香川県は今回の改訂内容を、2月上旬に発表する県の「地域防災計画」に盛り込む予定です。