国土交通省は14日、都道府県の地域防災計画における広域的な拠点として重点的に支援する「防災道の駅」に、新たに40カ所を追加したと発表しました。
中国・四国地方で追加されたのは、高松市の「源平の里むれ」、愛媛県宇和島市の「みま」、徳島県つるぎ町の「貞光ゆうゆう館」、高知県南国市の「南国風良里」、鳥取県北栄町の「ほうじょう」、島根県雲南市の「掛合の里」の6カ所です。
防災道の駅は、大規模災害が起きたときに自衛隊や警察、緊急災害対策派遣隊などの拠点になるほか、物資の基地、復旧・復興の拠点としての役割を担います。
国交省はこれらの道の駅に対してハード面における防災機能の整備・強化を交付金で支援するほか、事業継続計画の策定や防災訓練について国のノウハウを活用したソフト面の支援を行います。
今回の追加選定により、防災道の駅は全国で79カ所になりました。
岡山県では、玉野市の「みやま公園」、香川県では綾川町の「滝宮」が既に選定されています。