「街角」でピアノを楽しみます。JR高松駅に誰でも気軽に演奏できるピアノ、通称「ストリートピアノ」が設置されています。子どもから高齢者まで幅広い年代がその音を響かせました。
8日、JR高松駅に多くの人が集まりました。その視線の先にあったのは、色鮮やかなピアノ。誰でも自由に演奏できる「ストリートピアノ」です。
ピアノを設置したのは、音楽や大道芸などの事業を展開している「ミュージック・ブルー・タカマツ実行委員会」です。 気軽に音楽を楽しめるストリートピアノの設置は全国で進んでいて、岡山県玉野市のJR宇野駅にも1月に登場しました。
JR高松駅でも、大人から子どもまでさまざまな人が軽快な音を出していました。
各地で平和コンサートを開いている香川県原爆被害者の会の会長、好井敏彦さんも初日に演奏した1人です。
(香川県原爆被害者の会/好井 敏彦 会長[74]) 「せっかく日本はピアノがたくさんある国ですから、街角にいっぱい置いて。通っていて、『あら』っと立ち止まって聞くでしょ。立ち止まる感覚がいいですね」
ストリートピアノは3月8日までJR高松駅に設置され、午前9時から午後8時まで自由に演奏することができます。色鮮やかなピアノは8、9日限定で、10日からは黒いピアノになっています。