12月10日、ノルウェーでノーベル平和賞の授賞式が開かれます。坂出市在住の胎内被爆者で、ジャズピアニストの好井敏彦さんが被爆ピアノの演奏家として現地を訪れることになりました。
(坂出市在住 胎内被爆者 好井敏彦さん/71歳) 「今回のノーベル賞は、ものすごいタイミングで来たなと思っています。」
ノーベル平和賞を受賞した国際NGO、「ICAN」の関連団体が被爆者を対象に授賞式の観覧ツアーを行います。香川県原爆被害者の会・会長の好井敏彦さんが県庁で会見を開き、観覧ツアーに参加することを発表しました。
好井さんは被爆ピアノの演奏家として活動しています。ノルウェーではパブリックビューイングで授賞式を観覧したり、ICAN主催のパーティーに出席したりします。また現地の教会でピアノを演奏する予定です。
好井さんは7日現地に向けて出発します。会見では「受賞式の関連イベントに参加し、胎内被爆の実情を伝えたい」と話しました。