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〈新型コロナ〉利用者が半減…苦境のホテルが「テレワーク応援プラン」開始 高松市

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 外出自粛などでホテルの利用者が大幅に減少する中、高松市のホテルがテレワークを応援するプランを始めました。

(JR四国ホテルズ/田中善一郎 社長) 「今までに考えられないくらい、お客さまがお越しになりません」

 新型コロナウイルスの影響でホテルの利用者は大幅に減少しています。香川県のホテルや旅館などで作る組合が3月31日時点の利用や予約の状況を調査したところ、3月の利用実績は去年の同じ月から半減していました。

 JRホテルクレメント高松では、2月下旬からキャンセルが相次ぎ、3月の客室稼働率は40パーセントほどに留まりました。海外からの直行便がなくなったことや、出張の自粛などで利用者が減少したとみられています。

(記者) 「本来ならこちらにずらっと宴会などの予約が並んでいるんですが、今月に入ってから1件もない日が多くなっています」

 普段なら宿泊以外にセミナーや学会、歓送迎会などで1カ月で200件ほどの利用がありますが、4月の予約は20件に減っています。また、ブライダルの予約も延期が相次いでいます。

 そんな中、テレワークを取り入れる企業が増えていることから、4月10日に「日帰りホテルステイプラン」を始めました。有線と無線LANが無料で利用できる高層階のツインルームを午前8時から午後8時まで6000円で利用できます。ランチは、ホテルのレストランの料理がルームサービスで提供されます。

 また、レストランのおすすめメニューを宅配するサービスも4月下旬ごろ始める予定です。

(JR四国ホテルズ/田中善一郎 社長) 「終息したら、ぜひとも心のリフレッシュも兼ねて、こちらをお訪ねいただきまして存分に楽しんでいただければ。その日が来るまでみんなで耐えて頑張っていこう、そんな気持ちでお互いに頑張っていければと思っています」


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