JR四国は新型コロナウイルスの影響で3月の鉄道収入が前の年に比べ「半減した」と発表しました。半井社長は「会社発足以来、最大の危機的状況」と述べました。
JR四国の半井真司社長が30日の定例会見で、営業概況を明らかにしました。
3月の鉄道収入は、26日までの速報値で前の年に比べて半減しています。ビジネスでの利用者や観光客の減少で定期以外の利用は6割近く減りました。
(JR四国/半井真司 社長) 「今回は見通しが全く立たない、先が読めない。そういった意味では会社発足以来、最大の危機的状況だと思っている」
ホテルの客室稼働率にも影響が出ています。ホテルクレメント高松は43パーセント、クレメントイン高松は50パーセントといずれも前の年を大幅に下回っています。 また、高速バスの利用実績も44パーセントにとどまっています。