新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、香川県内を走る「ことでん」が29日から大幅な減便を始めました。
ことでんは、琴平線、長尾線、志度線の3つの路線で、1日 約380本の電車を運行していましたが、29日から、平日は242本、休日は152本と大幅に減らしました。
通勤利用客への影響をできるだけ小さくするため、減便は、午後8時以降と午前10時から午後4時までの乗客が少ない時間に絞りました。 始発は変わりませんが、終電を1時間ほど早め、夜間の外出自粛につなげます。
(利用客はー) 「いつもと違う電車なのでちょっとだけ不便ですけど、しょうがないですね」 「(減便で)1時間早く帰らせてもらわないといけない。給料も少なくなるし」
ことでんでは当面の間、減便を続けるとしています。