高松市中心部にある交差点で信号機を「歩車分離式」にする社会実験が28日、始まりました。メリットがある一方で、慣れるまでに注意する点もあります。
(柳下遥リポート)
「交差点で歩車分離式の信号になりました。車用の信号は赤、歩行者用の信号は青で、歩行者はどの道路も車の心配をすることなく安全に渡れるようになっています」
実験を行う交差点は近くに香川県庁や高松市役所、病院、高校などがあり、通勤・通学時間には多くの歩行者や自転車が行き交います。
ここを歩車分離式にすることで回遊性がどの程度向上するのか? 28日から1年間、効果や影響について調べます。
(歩行者は――)
「(いつも)車に止まってもらうのも気の毒かなと思ってつい急ぎ足になります。(Q.今、歩者分離式を渡ってみてどう?)私たち歳いってますのでその点は安心ですね」
「渡りやすいし(車を)気にせずにいけるのでその辺はいいかなと思いますけど、青になってすぐこっち渡ってきたと思うのでL字に行くにはちょっと時間が足らないかなと思います」
分離することで歩行者にとっては左折や右折してくる車を気にせずに渡ることができるというメリットがありそうです。
(香川県警交通規制課/真鍋明弘 課長補佐)
「右左折時の横断歩道上の接触事故が減ると思っています」
一方で、新たに注意すべき点もあります。
(香川県警交通規制課/真鍋明弘 課長補佐)
「信号が変わる順番がこれから変わっていきますので、目の前の信号をしっかりみて横断するように努めていただきたいなと思っている」
横断歩道を同時に渡る歩行者と自転車の数は、歩車分離する前より増えることが予想されるため、自転車は横断中にスピードを出し過ぎないよう注意する必要があります。
香川県は今後、渋滞が発生しないかなど車の通行量を調べるとともに歩行者に対して利便性のアンケートを行うことにしています。