新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、岡山県でも多くの事業者が厳しい経営となっています。市町村を通じて事業者を支援しようと県が25億円の交付を決めました。
（岡山県／伊原木隆太 知事） 「手元の現金が足りない事業者がたくさんある。できるだけ早く届けたい」
売り上げの減少など新型コロナウイルスの影響を受けた事業者を支援するため、岡山県は県内の27市町村に合わせて約25億円を交付します。
国から県に配分される臨時交付金約60億円の一部を充てます。
対象は、市町村が行う「事業の継続・雇用の維持」を目的とした事業で、雇用調整助成金への上乗せや地元で使える飲食クーポンの発行などを想定しています。
会見で伊原木知事は「県が薄く広く事業者を支援するのではなく、市町村に任せてめりはりのある効果的な支援を目指す」と説明しました。
