香川県善通寺市で特産のもち麦・ダイシモチの収穫が始まりました。
(記者リポート) 「紫色にたわわに実ったダイシモチ。きょうから1週間かけて収穫していきます」
ダイシモチは1997年に市内にある農業試験場が開発したもち麦で、善通寺市ゆかりの弘法大師にちなんで命名されました。善通寺市では38ヘクタール栽培されていて、今年は例年並みの150トンの収穫を見込んでいます。
福田光男さんは、12ヘクタールの畑で今年は50トンを目標に収穫を進めています。
(生産者/福田光男さん) 「食感がプチプチなので、ごはんとかパンとかにいろいろ混ぜてもらって、食物繊維をいっぱい取って健康になってほしいです」
ダイシモチは食物繊維や生活習慣病の予防効果があるベータグルカンという成分が豊富で、栄養価が高いことが特徴です。2019年には機能性表示食品として承認され、学校の給食やうどん、パンなどに幅広く活用されています。