大学生と菓子店が協力して岡山県総社市の特産品「赤米」を使ったクッキーを開発しました。
総社市で収穫した赤米の米粉をふんだんに使った「赤米クッキー」。作ったのは、くらしき作陽大学食文化学部の学生とお菓子の製造・販売を手掛ける総社市の「シャルマン」です。
大学生が、運動の後に気軽に食べられる健康なお菓子を考える課外活動の中で、シャルマンと協力し1年ほどかけて開発しました。
(くらしき作陽大学 食文化学部/堀川笑さん)
「岡山の出身じゃないので、総社の特産物を一から見つけて学ぶところが大変でした」
赤米は日本で古くから食べられてきた古代米の1つで、総社市では神事に使うこともある特産品です。
このクッキーは、食物繊維やミネラルが豊富な赤米の米粉をふんだんに使っています。
アクセントは、疲労回復の効果が期待できるレモンの皮の砂糖漬けと、ザクザクした食感が楽しい大豆とかぼちゃの種です。
総社市の片岡市長も一口。
(総社市/片岡聡一 市長)
「やっぱり古代米だけあって上品なお味です。語り継いでいける味だと思います」
(くらしき作陽大学 食文化学部/黒江晴陽さん)
「赤米という食品が、通常の白米よりミネラルや食物繊維が豊富に含まれているということが分かったので、栄養価としても素晴らしい食品だなと思いました」
(くらしき作陽大学 食文化学部/堀川笑さん)
「運動している人を対象としたものなので、疲労回復にも、ちょっとした隙間時間とかに食べられるようなお菓子となって良かったと思います」
「赤米クッキー(2枚入り 110円)」は、3月1日からシャルマンの店舗で販売します。