香川県綾川町で県産のコメ「おいでまい」の稲刈りが最盛期を迎えています。
香川県綾川町の川染常男さんの田んぼです。川染さんは2010年から県のオリジナル品種「おいでまい」の試験栽培をはじめ、今では、8.6ヘクタールで生産しています。
6月中旬に植えた苗は大きく育ち立派な稲穂をつけて輝いていました。
(記者リポート)
「暑さに強いおいでまい。今年の夏は暑かったおかげで例年よりも実の付きが1割以上いいそうです」
12日朝は、コンバインを使って稲刈りをしました。稲刈りは今週いっぱいかかる予定です。
香川県によると、2022年の「おいでまい」は、7月から8月にかけて高温が続き、適度な降水量もあったことから高温に強い性質を生かして、おいしく育ったということです。
(川染常男さん[69])
「収穫したやつは食べてみたんですけど、おいしかったです。いろんな品種を作ってみたけど、やはり『おいでまい』がやっぱりいいなと思います。とにかくいっぺん食べてくださいとだけは言いたい」
香川県内では綾川町をはじめ、丸亀市や善通寺市などで「おいでまい」が栽培されていて、2021年は、1330ヘクタールで6380トンが収穫されました。
おいでまいは、日本穀物検定協会が実施する「米の食味ランキング」では、最高ランクの「特A」評価をこれまで5回獲得していますが、2021年は逃しただけに、2022年は期待がかかります。
(川染常男さん[69])
「(Q.今年は特Aランクを取れそうですか?)取れないと話にならないです」