飲食店の営業自粛などで影響を受けている漁業者を応援します。高級料亭向けの出荷が激減した香川県産のスズキを回転ずしチェーンが商品化しました。
大阪に本社を置く「くら寿司」が期間限定で販売する「絆すずき」です。(1皿2貫/税抜き200円) 東かがわ市引田の養殖業者が約3年かけて2キロ以上に育てたもので、今が旬です。
(野口真菜リポート) 「脂がたっぷりのっていておいしいです。身が引き締まっているのでしっかりとした食べ応えを楽しめます」
スズキは主に京都の高級料亭向けに出荷してきましたが、新型コロナウイルスによる営業自粛や外食控えなどで需要が大幅に減っています。そこで、くら寿司が養殖業者を応援しようと、約30トンを仕入れました。
(お客さんはー) 「さっぱりしていて食べやすいです」 「おいしいなあ、なあ」
(くら寿司 広報宣伝IR本部/小山祐一郎さん) 「地元で育ったスズキですので、味を楽しんでいただきながら、一緒になって、厳しい状況ですけれども乗り越えていければと思います」
「絆すずき」は四国と関西の店舗で、8月7日から13日までと、21日から27日のあわせて2週間販売します。