JR四国などが巨大地震を想定した避難訓練を行いました。今回は、感染を防ぐための対策についても検証しました。
毎年この時期に行われている訓練にはJR四国やグループ会社から約70人が参加しました。
訓練は南海トラフを震源とする巨大地震が発生し、2時間後に津波の第一波が到達するという想定で行われました。 訓練では、10人の誘導係が駅の乗客やけが人に扮した約60人を、津波避難ビルに指定されているJRホテルクレメント高松へ避難誘導しました。
今回は感染症対策として3密を避けた避難誘導を心掛けましたが、混乱が予想される避難中にソーシャルディスタンスをどのように確保するかなどの課題も見えました。
(JR四国/八木成幸 高松駅長) 「今回十分ではなかったところ、これもひとつわかりましたので、その点を今後の訓練、そして実際の場面で生かしていきたい」