子どもの生活習慣作りをサポートした功績が認められました。
高松市の小学校で児童らに朝食を提供する活動を行う団体が、文部科学大臣から表彰を受けました。
地域全体で子どもたちの成長を支え地域づくりに貢献したとして表彰を受けたのは、高松市の「鶴尾校区学校運営協議会」の「しらさぎキッチン」です。
「しらさぎキッチン」は2019年10月から、地域の人が中心となって毎月2回、朝7時半から鶴尾小学校で校区の児童・生徒らに朝食を提供しています。(現在は新型コロナ感染防止対策のため休止中)
子どもたちの「早寝・早起き・朝ごはん」の生活習慣作りを目指していて、これまでに8回で延べ600人を超える子どもたちが参加しています。
(鶴尾校区学校運営協議会/天弘一郎 会長)
「食堂から出るときに『ごちそうさま、ありがとう!』という声を聞くと次も頑張ろうという気になって、僕らもたくさんパワーをもらってる」
(鶴尾小学校 栄養教諭/八木絵理子 先生)
「人が口に入れるものを作るというのはすごく責任がある仕事だと私も思っている」
(記者リポート)
「新型コロナウイルス収束後のしらさぎキッチン再開に向けて研修を受けています」
研修では鶴尾小学校の栄養教諭が学校給食の調理場を例に挙げて説明しました。
子どもの口に入るものを作る責任の重さを理解し、衛生管理を徹底した上で調理することが大事だと訴えました。
しらさぎキッチンは新型コロナの感染状況を踏まえて2021年秋ごろの再開を予定しています。