香川県三豊市の里山を再生しようと、地域の住民が願いを込めたメッセージとともに山桜の苗を植えました。
三豊市の塩生山での植樹は、高齢化などで手入れが行き届かなくなった里山を再生しようと、地元の団体が2019年から取り組んでいます。3回目の今年は地域の親子連れなど110人ほどが参加し、約500本の山桜の苗を植えました。
(参加した人は―)
「暑い!えらいです、めっちゃえらい」
(野口真菜リポート)
「もともと竹が生えていたところに桜を植えるので、根っこがあったらしっかり掘り起こすことが大切です。なかなかの力仕事です!」
(参加した人は―)
「思ったよりも根が見た目以上に張っていますね。あした筋肉痛にならないように」
今回の植樹では、参加者が入学や還暦など節目の印やメッセージを添えていきます。苗の支柱にそれぞれの思いを書いて立てていきました。
(参加した子どもは―)
「背が高くなりますようにって書きました。(Q.何センチ目指す?)140センチ」
(参加した人は―)
「マスクも外して気持ち良くいろんなことができるので、お花見もできたらいいなと思います」
(塩生里山を楽しむ会/小林寛司 会長)
「自分で植えた木がだんだん大きくなるというのは本当に楽しみなものなんですよね。地域の人たちのコミュニティの場にできたらいいなと思っております」
山桜は2、3年で立派に成長するといいます。植樹は2022年が最後で、成長したら1.8ヘクタールが約3000本の山桜で彩られるということです。