新型コロナウイルスで影響を受けた飲食店などを対象に、岡山県は最大で40万円を支援すると発表しました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「リスクの高い行動をとらないように引き続き注意していただければ、経済を回す方に意識を向けても大丈夫な時期だと判断しているところ」
伊原木隆太知事が臨時の記者会見で発表しました。
岡山県独自の支援制度は、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減った飲食店や小売業、その取り引き業者などに法人で40万円、個人で20万円を給付するものです。
国の一時支援金を受給していないことや、2021年単月の売り上げが2019年または2020年の同じ月と比べて30パーセント以上減っていることなどが条件です。
4月下旬から申請を受け付け、5月下旬から給付を始める予定です。
また、観光業を支援するため、1人最大5000円の割引を受けられる宿泊クーポン7万枚を4月下旬から発行することも発表されました。
これらの経済対策の費用は合わせて43億6000万円で、財源は国庫支出金があてられ、新年度の補正予算案として今開かれている2月定例岡山県議会に提案されます。