香川1区は今回も中道・前職の小川さんと自民・前職の平井さんの接戦となっています。旧高松市などを選挙区とする香川1区はいわゆる「無党派層」の票が鍵を握る選挙区ですが、これまでとは少し風向きが違う選挙となりました。
前職2人と新人2人が立候補した香川1区。中道改革連合前職の小川淳也さん(54)と自民党前職の平井卓也さん(68)は9度目の対決となりました。
過去8回の選挙では平井さんが5勝、小川さんが3勝で、初顔合わせとなった2003年を除いてどちらかが比例復活してきました。ここ2回は小川さんが連勝し、2024年10月の前回は最も大きい約3万票差をつけました。
これまでは支援団体の連合香川に加え、幅広い世代の「無党派層」から支持を集めてきた小川さん。今回は選挙の直前に立憲民主党と公明党が結成した新党「中道改革連合」に加わり、これまでとは違った戦いとなりました。
(中道・前/小川淳也さん)
「党幹事長を引いて以降、党務に直接携わっていませんので、寝耳に水。選挙の直前に、ジタバタしている、ドタバタしていると受け取られかねないことは大変に危惧をしている」
選挙戦で小川さんは公明党の県議や高松市議、支持者らの全面サポートを受ける一方、「変わらない」政治姿勢をアピールしました。
(中道・前/小川淳也さん)
「これからも小川淳也は変わりませんので、変わりようがありませんので」
(中道・前/小川淳也さん)
「(新党結成に)非常に有権者のみなさまは戸惑っておられる、心中複雑な受け止めだと。その中で小川は変わったか、変わってないのかということを再度有権者の方に確認していただけるように」
一方、平井さんは立憲民主党が新党結成にあたり、安保関連法や原発再稼働を巡るこれまでの主張を転換したことを批判しました。
(自民・前/平井卓也さん)
「政治家としての背骨、根本的なところを簡単に変えてしまう。これは絶対に政治不信がいずれ大きくなると私は思うんです。
小選挙区の議席奪還を目指し、国と地方のパイプ役としての実績をアピールする平井さん。今回は、高い支持率を誇る高市総理の顔写真をポスターや選挙カーに載せ、商店街の事務所には等身大のパネルを置きました。
(自民・前/平井卓也さん)
「前回よりは風はいいのかなと期待しています。握手をしたり街宣車に乗ると、若い人たちが本当に多くの皆さんが手を振ってくれます。
それはなかなか今までなかったことなので」
高市総理が応援に来ることはなかったものの、あなぶきアリーナ香川で開いた総決起大会では事務所発表で約4500人を集めるなど持ち前の「組織力」も発揮しました。
(自民・前/平井卓也さん)
「一緒にこの香川第1選挙区の議席を取り戻し、見える形で仕事をして次の世代のために誇れるふるさとをつくろうではありませんか!皆さん助けてください。よろしくお願いします」
かつて小川さんと同じ党で活動していたお隣り・香川2区の玉木雄一郎さんが代表を務める国民民主党。今回は「香川2区と3区の選挙に集中する」として1区での選挙協力は行いませんでした。
(国民民主党/玉木雄一郎 代表)
「立憲さんと関係は連合を挟んでありましたけど、今度、全く新しい新党になっているので、急な解散だったこともあって、何か関係があるということは現時点ではないですね」
報道各社の情勢調査で「接戦」が伝えられる中、小川さんは2月5日、岡山と愛媛への応援の合間、1時間だけ地元に戻り、自転車で街宣活動を行いました。
(中道・前/小川淳也さん)
「激戦、厳しいですね。この新党の受け止めが複雑であることと、政権の支持率が高いこととダブルで。頭は抑えられて足元が崩れてるってダブルなんで」
投票日前日の7日は母校で地元決起集会を開き、支援を訴えました。
(中道・前/小川淳也さん)
「国会が自民と維新で埋め尽くされる日が、あす来ても。香川1区だけはそうはさせないぞと思っています。選挙区で勝たせてください。一票差で結構です。一票差で結構ですので」