全国の熟練の技能者が技を競う技能グランプリで、高松市の職人が香川県で初めて畳製作部門の最優秀に輝きました。
高松市の山下畳商店の山口晃平さんが25日香川県の浜田知事に受賞を報告しました。
山口さんは2月、愛知県で開かれた技能グランプリの畳製作部門で、出場した11人の中で最も優れた職人に贈られる厚生労働大臣賞に輝きました。
大会では手縫いの間隔や見栄えなどが審査され、山口さんは総合的に高い評価を受けました。
普段の業務では機械を使って畳を作りますが、山口さんはこの競技会のために1日約2時間、手縫いでの練習を続けました。
（山下畳商店／山口晃平さん）
「気負いする部分は多少あるんですけども、金賞に恥じないように立派な仕事ができていけたらと思います」
