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うれしいベビーラッシュも「ミルク代が…」 コロナ禍で苦境の動物園がクラウドファンディング 香川・東かがわ市

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 春を迎え、動物園ではベビーラッシュを迎えています。
 香川県東かがわ市の動物園でも赤ちゃんが続々と誕生していますが、新型コロナウイルスの影響で苦しい経営を強いられています。

 東かがわ市のしろとり動物園です。

(中濱綾那リポート)
「なんとヤギの赤ちゃんは三つ子!大人より若干耳が垂れているのが特徴です」

 2月27日に生まれたヤギの三つ子。いろんなものに興味津々で、ミルクを前にすると元気いっぱいです!

 1月31日には、4匹のミニブタも誕生しました。

(中濱綾那リポート)
「小さいんですけれども力は強く、押し出すようにミルクを飲んでいます。見てください、手がかわいいです」

 他にもカピバラの赤ちゃんは2020年12月に誕生。

 2月に生まれたベンガルトラの双子の赤ちゃんは、3月いっぱい1日限定20組で「抱っこ会」が開かれています。

(訪れた人は―)

「かわいい~」

「こんなに小さくてかわいいなんて」

 そんな、しろとり動物園では、現在クラウドファンディングで餌代を募っています。
 ここ1年、新型コロナによる移動・外出控えで県外の人を中心に来園者が8割ほど減りました。

(しろとり動物園/松川莉佳 主任)
「赤ちゃんが生まれることはとてもうれしいことで、皆さんに是非見ていただきたい思いはあるんですが、動物の赤ちゃんを育てるのにどうしてもミルク代やお母さんのご飯代がかかってしまうので経営が厳しい状況にはなっています」

 目標金額は1000万円。飼育している約75種類、350匹の動物の約3か月分の餌代を賄うことができます。

 金額に応じてオンラインツアーの参加や年間パスポートなどのリターンがあり、動物の赤ちゃんの名前を付けることができる10万円のコースも設定されています。クラウドファンディングは5月14日まで受け付けています。

【しろとり動物園のクラウドファンディング】
READYFOR しろとり動物園

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