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〈新型コロナ〉香川県で新たに21人が感染 県の出先機関と高松市の介護施設でクラスター発生

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 香川県と高松市は、県内で新たに21人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。県の出先機関と高松市の介護施設でクラスターが発生したという認識を示しました。

 発表によりますと、感染が確認されたのは高松市で15人、坂出市と観音寺市でそれぞれ2人、丸亀市と綾川町でそれぞれ1人の合わせて21人です。2人が中等症です。

 高松市の1人は、県の出先機関に勤務する30代の男性職員です。この出先機関での感染者が5人となったことから県はクラスターが発生したという認識を示しました。「感染の疑いがある人を特定できている」として、県は出先機関の名前を公表していません。

 男性職員は、3月30日の午後6時ごろから約4時間にわたり同僚3人と会食をしていました。この他、本庁に勤務する30代の女性県職員の感染も分かりました。

 また、県と香川県警によると、丸亀警察署の50代の男性警部補の感染も分かりました。男性警部補は、3月23日に同僚10人と会食をしていて、この会食の参加者で感染が確認されたのは7人目です。

 さらに、高松市前田西町の介護施設「邑(ゆう)」で利用者と職員、合わせて4人の感染も分かりました。既に職員1人の感染が分かっていたため、高松市は、クラスターと判断し施設名を公表しました。

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