桜は散ってしまいましたが、香川県のお寺ではまだまだお花が楽しめます。
（甲山寺［花手水を企画］／杉本理恵さん）
「少しでも皆さんに明るい気持ちになっていただきたいと思って開催いたしました。屋外で見ていただけますので、ゆっくりとお参りをしながら楽しんでいただけたらと思います」
四国八十八カ所霊場の第71番から77番札所、7つの寺で行われている「花手水」です。
新型コロナの対策で使用を中止していた手水鉢を活用して色とりどりの花を浮かべています。花を楽しみながらお参りしてほしいと、8日のお釈迦様の誕生日に合わせて企画しました。
（野口真菜リポート）
「たくさんのお花の中にウサギがいました！花畑の中で遊んでいるみたいです」
ウサギ寺とも呼ばれる甲山寺では、ウサギ形のおみくじを飾りつけたりウサギの親子がおめかししたりしています。
（参拝者は―）
「こういう時期なのであまり出歩かないようにはしているんですけど、こういうところで気分が明るくなるような、かわいく撮れたと思います」
第73番札所の出釈迦寺ではアジサイで囲んだ手水が参拝者を出迎えています。
（野口真菜リポート）
「鮮やかな花が水面も空中も彩っています。水が光にきらきらと反射して宝石みたいです」
7つのお寺をめぐる「7ヶ所まいり」は、88カ所全てをまわるのが難しい参拝者でも1日でまわれると古くから親しまれてきた参拝コースです。
ハスの花びらをかたどった7つのお寺限定のご朱印帳もあり、参拝者はお参りとお花見を一緒に楽しんでいました。
花手水は11日まで楽しめます。
