新型コロナウイルスの感染が広がる中、ゴールデンウィークがスタートしました。例年、連休中は県外から多くの観光客を集める讃岐うどん店。去年のゴールデンウィークは県からの要請を受け、多くの店が休業しましたが今年は休業要請は出ていません。人気うどん店の対応を取材しました。
今年は通常通り営業するも客足は…
(山下佳乃リポート)
「観光客に人気のうどん店です。いつもなら車でいっぱいの駐車場もゴールデンウィーク初日のきょうお昼時でも空きスペースが目立ちます」
香川県善通寺市の「長田in香の香」です。去年のゴールデンウィーク期間は香川県からの要請に従い休業しましたが、今年は休まず営業します。しかし、全国的な感染拡大の影響で最近の客足は半分ほどになったそうです。
(長田in香の香/宮本将成さん)
「(客足は)少ないですね、やっぱりここ1、2週間と比べてもまだ引きずっている感じでGWという感じではないですね。従業員の分だけはしっかりやってあとはもう早めに閉めようと思ってますね」
(名古屋から来た人はー)
「一応電話して確認してって感じでやってます。駐車場も停められるかわからないと聞いていたんですがラッキーだったのかなって」
駐車場には関西など他県ナンバーも見られましたが、29日は雨の影響もあってか普段の行列を見ることはありませんでした。
今年も休業を決めた店も…
一方、連休中、ほとんど休業するのは綾川町の「山越うどん」です。ゴールデンウィークや夏休みのピーク時には3時間以上の行列ができることでも有名です。
こちらの店では去年に続き今年も5月1日から5日までの休業を決めました。29日はゴールデンウィーク期間の祝日では唯一の営業日で朝9時に開店しました。
(山越うどん/山越伸一さん)
「感染者が増えてますので皆さん自粛されている感じはありますね。地元の方も敬遠されてダブルで落ち込んでます。この周辺は高齢者の方が多い地域ですので皆さんの不安が大きくありますのでそういうこと考えれば休んだほうがいいのかなと思いまして」
(静岡から来た人はー)
「いつもすごい並んでいたからあきらめててきょうもしかしてこんな天気だしこういう状況だから空いているかもしれないなと思って来たら座れてラッキーでした」