2020年度、香川県に寄せられた児童虐待の相談件数が2019年度より増えたことがわかりました。
香川県のまとめによると、2020年度「子ども女性相談センター」と「西部子ども相談センター」で受理した相談件数は1264件で、2019年度より36件増えました。
虐待の種類で最も多かったのは「保護者による無視」などの「心理的虐待」の725件で、次いで「身体的虐待」が323件、「育児放棄」が198件でした。
児童相談所への連絡は、警察などからが832件と最も多く、10年前の10倍以上となりました。
香川県は、児童相談所と警察などとの連携が進んだ結果とみていて「今後も虐待が潜在化しないように関係機関との連携を強化したい」としています。