2022年度香川県が対応した児童虐待の件数が前の年度を上回り、依然として高い水準であることがわかりました。
香川県のまとめによると「子ども女性相談センター」と「西部子ども相談センター」で、2022年度に対応した児童虐待の件数は1152件で、前年度より115件増えました。
対応件数は2017年度以降1000件を超え続けていて、ピークは2018年度の1375件です。
虐待の種類で最も多かったのは「無視」や「言葉の暴力」などの『心理的虐待』の682件で、次いで『身体的虐待』が295件、『育児放棄』が164件でした。
児童相談所への連絡は警察などからが805件で最も多く、2013年度(152件)の5倍以上となりました。
香川県は「今後も虐待の早期発見と早期対応につなげるよう関係機関との連携を強化したい」としています。