新型コロナの影響で苦境に立たされている香川県の飲食店と飲食関連事業の経営者らが3日、浜田知事に支援と今後の対策について要望しました。
要望したのは香川県の飲食店や酒造メーカーなど、飲食関連事業の経営者らで作った「香川県前向く飲食店及び関連事業者の会」です。
会の代表で高松市で飲食店を経営する新開勝之さんは、新型コロナ禍の厳しい現状を伝えました。そして時短営業について、感染者の増減と相関関係を明確にした上で要請を出すことや、飲食店への協力金だけでなく、関連事業者への支援など6つの項目について要望しました。
浜田知事は「今はとにかく抑え込みが必要。ワクチンを早く普及させ感染を落ち着かせたい」と話しました。それに対し、新開さんは次のように述べました。
(香川県前向く飲食店及び関連事業者の会/新開勝之 代表)
「コロナの感染拡大の防止って、かかった人を医療機関の方が治していただいて、感染拡大の防止を僕ら飲食業が担ってると勝手に自負してます。両方ヒーローだと思ってます。もっと頑張ってくださいっていうつもりはさらさらなくて、『僕らも混ぜてください、その代わり僕らの意見も聞いてください』というのがきょうの趣旨かなと思ってますので、そこだけご理解いただけたら幸いかなと思います」
会では1日午後8時から要望書に賛同する飲食店を募ったところ、2日までに180件以上が集まったということです。