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梅木佳子監督が香川県で映画撮影 テーマは「家族のつながり」

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 香川県丸亀市在住の映画監督、梅木佳子さんが4作目となる映画の撮影を香川県で行っています。今回のテーマは「家族の心のつながり」です。

(記者リポート)
「梅木監督が次の作品の舞台に選んだのはここ、琴平です」

 7月28日、金刀比羅宮の表参道にあるうどん店「こんぴらうどん」では短編映画「虹色はちみつ」の撮影が行われていました。

(映画「虹色はちみつ」/梅木佳子 監督)
「昔の古き良き時代の風景を、映画を見ながら楽しんでいただけたらなーと思いまして、琴平町を選ばせていただきました」

 この映画は幼い頃に虐待を受けていた女子高校生が、自分と似た境遇の幼い女の子に出会い「家族」のあり方を見つめ直すというストーリーです。

(映画「虹色はちみつ」主演/辻千恵さん)
「自分が家族だと思ったらこの人たちが家族だし、そうやって自分も人生の選択ができていったらいいなと思います」

 今回の映画は、香川から東京に転居した当時5歳の女の子が両親から虐待を受けて死亡した3年前の事件をきっかけに製作を決めたそうです。

(梅木佳子監督)
「(香川県は)のんびりした雰囲気だと信じ込んでいたんですけれども、そういう中でも我慢してる子どもがいたんだなって考えたときに、子どもを守る話を書きたいなと思いまして」

 撮影にあたって琴平町の住民や企業が、宿泊先や食事の提供に協力しているそうです。

(映画「虹色はちみつ」/梅木佳子 監督)
「(Q.地元からの差し入れが?)そーなんですよ本当に。皆さんが毎日のように差し入れしてくださって気遣ってくださるのが本当にありがたいです」

 梅木佳子監督、4作目の短編映画「虹色はちみつ」は7月30日まで琴平町などで撮影し、2022年の夏ごろに全国各地で上映予定です。

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