いつもとは違う形での開催となりました。
香川県立高校では新型コロナのまん延防止措置の影響で9月13日から2学期が始まりました。
楽しみな学校行事の一つ、文化祭も感染防止のため生徒のみ、非公開で行われました。
(校内放送)
「ただ今より第44回西高祭開催を宣言します」
高松市の香川県立高松西高校の文化祭は夏休みの延長に伴い、約2週間遅れで開かれました。
例年は保護者や地域の人などが訪れますが、感染拡大防止のため「非公開」として生徒のみの参加となり、バザーも中止になりました。
(高松西高校/槌谷昌晃 校長)
「いろんなことを段取りしている生徒・職員にとってみたら本当に大変だったように思います。こういった形で本来的なものに近いものができたということは非常に喜ばしいことだと思います」
(白戸ゆめのリポート)
「去年は映像のみで楽しんだ文化祭。2021年は体験型の展示も行われています」
2020年度は、新型コロナ禍での行事運営のノウハウがまだなく、クラスごとに制作した映像作品を教室で観賞する形をとりました。
2021年は換気や消毒などの対策はもちろん、準備期間もいつ誰が来たのかを記録して短時間、少人数で行いました。
オリンピックにちなんだゲームや謎解きなどのクラス展示が行われ、生徒たちが楽しんでいました。
あいにくの雨のため野外ステージはなくなり、軽音楽部などが体育館でパフォーマンスを披露しました。
ここでも座席の間隔を開け、飛沫防止のためマイクにクリアファイルを取り付ける工夫が見られました。
(生徒は―)
「すごく楽しいです。高校3年間で忘れられない行事だと思います」
「今年はいつも通りできるので気合いを入れて作りました」
(Q:楽しむ様子を見てどう?)
「最高の気分です」
(文化祭の実行委員は―)
「コロナとか対策しながらでも頑張って楽しめるように準備したいなと思いながらやっていました。みんなが楽しかったって後で言えたらいいなと思います」