跡地の活用が課題となっていた岡山県高梁市の旧温泉施設「ゆ・ら・ら」が、産地直売所やバイオマス発電所に改装されることになりました。
高梁市の「朝霧温泉ゆ・ら・ら」は2013年1月に休止しました。その後、指定管理者が見つからず、高梁市は2021年3月に売却先を公募しました。
2021年7月、岡山市の情報通信会社「エヌディエス」が産地直売所やレストラン、バイオマス発電所に改装するとして、施設と土地を約1億1000万円で買収しました。
16日は調印式が行われ、エヌディエスは優先的に高梁市民を雇用することや、物資の調達で地元の企業を活用する協定を高梁市と結びました。
(「ゆ・ら・ら」を買収したエヌディエス/佐野雄一 取締役)
「レジャー部門におきましては、高梁市の地元の皆さま、市外の広域の皆さまからご愛顧いただける設備を作りたい」
新たな施設は2023年12月にオープン予定です。