プロバスケットボールBリーグが開幕し、B2の香川ファイブアローズが10月2日、3日とホームで開幕戦に臨みました。選手13人中5人が新加入の新生アローズがB1昇格に向け好発進です。
新加入選手の中で特に注目は、身長208センチメートルのセンター、アンガス・ブラント。オーストラリア代表の経験もあり、B1・滋賀から移籍しました。
開幕戦は、東地区のアースフレンズ東京Zが相手です。
ブラントは試合開始早々、ゴール下でボールを受け取り、ダンクで得点。
相手ディフェンスの激しい当たりにも押し負けず、インサイドからポイントを重ね、この日、チーム最多の26得点をあげます。
さらに、昨シーズンからの主力、谷口や兒玉(こだま)も要所で3ポイントシュート。エース、ウッドベリーは厳しいマークを受ける中、フリースローを確実に決め、開幕戦勝利を飾りました。
(香川ファイブアローズ 89-82 アースフレンズ東京Z)
(香川ファイブアローズ/石川裕一 ヘッドコーチ)
「(ブラント選手が)体をインサイドではってくれて、彼の頑張りというのがチーム全員に伝達してチームが勢いづいたというところがあったと思います」
3日の第2戦もブラントとウッドベリーがともに20得点以上を挙げ、快勝。ベンチ入り12人全員がプレータイムを分け合い、選手層の厚さも見せました。
(香川ファイブアローズ 100-85 アースフレンズ東京Z)