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東京パラで金 佐藤友祈選手が「夢を叶えた理由」 岡山市の中学生と交流

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 東京パラリンピックで2つの金メダルを獲得した車いす陸上の佐藤友祈選手(32)が岡山市の中学生と交流し、夢を叶えるために必要なことを語りました。

 岡山市東区の上南中学校を訪れた佐藤友祈選手、全校生徒約150人に出迎えられました。

 佐藤選手が持ってきた金メダルに生徒たちは興味津々です。

 岡山市在住の佐藤選手。東京パラリンピックでは車いす陸上の400メートルと1500メートルの2種目で金メダルを獲得しました。

(東京パラで2つの金メダル獲得/佐藤友祈 選手)
「自分の可能性、人間の可能性にふたを閉じてしまうことは絶対あってはならない、そういう人をなくすために僕は障害者選手になった」

 佐藤選手は生徒たちに自身が車いす生活になってから東京パラリンピックで金メダルを獲得するまでの道のりを語りました。

 そして、自身の経験を踏まえ夢を叶えるためには、決めた目標に向かってすぐに行動することや、目標を周囲の人に伝え応援してもらうことなどが大切だと話しました。

(佐藤友祈 選手)
「別に誰がどう思おうが関係ないという感じで、常に僕の夢や目標を口に出して自分に言い聞かせていました。みんな、夢と目標を言えるようになりましょう」

(生徒は―)
「東京オリンピック見てました、プロの人はやっぱり色んなことをしててすごいと思った」
「動物に関する仕事をしたいと思って、叶えるためにどうすればいいかきょうからもっと考えたいと思いました」

 講演会の後、生徒たちは佐藤選手から車いすの乗り方を教わりました。

 生徒たちは歩くときとの目線の高さの違いや、進みたい方向に車いすを動かす難しさを実感していました。

 この交流会は児童・生徒のスポーツへの関心を高める国の事業の一環で開かれたもので、岡山市では2021年度中に合わせて9つの小中学校でこうした交流会が開かれることになっています。

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