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道路を安全に渡るには? 小学校の入学を前に園児が交通ルールを学ぶ 香川・坂出市

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 14日、香川県坂出市のこども園で交通安全教室が開かれました。

 坂出警察署などが開いた交通安全教室には、この春小学校に入学する予定の園児12人が参加しました。

(宮川周三リポート)
「手を上げて横断歩道を渡るとき、手のひらをドライバーに向けるとドライバーから気づかれやすくなり、子どもたちの注意も車に向くということです」

 信号無視をする車やスマートフォンを見ながら運転するドライバーがいるため、歩行者側の信号が青のときでも注意が必要です。

(横断歩道を渡る指導の様子)
「青に変わりました。まず手を上げます。右を見て、左を見て、右を見て、車の運転手さんいるね。手のひらを運転手さんに向けます。渡ります。あ、車が来たね。(園児が歩道に戻る)そうね、けど止まってくれたね。気づいてくれたよ。手を上げたまま渡ります」

 実際の道路でも安全に渡れるのか。園児たちは、こども園の外でより具体的な注意点を教わりながら道路を歩きました。

(横断歩道を渡る指導の様子)
「青になっても車が見えるところまではゆっくり行って。ちょっとここまで来てくれる? ここまで来てやっと分かる。ちゃんとここまで来て確認する。こっちもね」

 香川県警によりますと、香川県では2021年に中学生以下の子どもが関係する事故が148件あり、294人がけがをしました。7歳の子どもが歩いているときに事故に遭うケースが多いということです。小学校に入学し、1人で道路を歩く機会が増えることなどが原因とみられます。

(参加した園児は―)
「楽しかった。信号を見て渡る」
「手を上げて右、左、右って見て車が通ってない、止まっているかを見て、止まっていたら歩く」

(坂出警察署/木村欣哉 交通課長)
「(保護者は)通学路を一度一緒に歩いていただいて『ここはこういう危険があるよ』とぜひ教えていただけたらと思います」

 子どもに説明するときは、「止まる、見る、待つ」といった簡単な言葉を使うと伝わりやすいということです。

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