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画家・竹久夢二の魅力を新たな視点で発信 「こども学芸員」10周年を記念した企画展 岡山市

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 数多くの美人画を残した大正ロマンを代表する画家・竹久夢二の企画展が岡山市で開かれています。

 岡山市の夢二郷土美術館の企画展で展示されているのは「こども学芸員」が中心になって選んだ作品です。

 夢二郷土美術館では竹久夢二の魅力を新たな視点で発信してもらう「こども学芸員」を2012年から毎年任命しています。今回の企画展はその10周年を記念したものです。

 色鮮やかな着物を身につけた女性たちの柔らかな立ち居振る舞いが繊細に描かれている「星まつ里」は昭和初期の作品です。

 「故郷の秋」と名付けられた作品は、若き日の夢二が岡山を描いた水彩画です。岡山城の石垣の奥に見えるのは操山。ふるさとを愛おしく思う気持ちが作品からにじみ出ています。

 京都の茶屋で遊ぶ大石内蔵助が描かれている作品「一力」は、敵討ちなんて考えていないと敵を欺くために遊び呆けていたのは本当なのかが気になる作品です。

 「こども学芸員10周年記念夢二名品展」は岡山市の「夢二郷土美術館本館」で3月6日まで開かれています。期間中、小学生は無料で入館できます。

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