視聴者の皆さんの声をもとにニュースをお届けする「みんなに聞いてみた」。今回のテーマは、「冬に食べたい鍋料理は?」です。
パークKSBアプリのアンケートで「鍋料理が好きですか?」と尋ねたところ、大多数の人が「好き」と答えました。
鍋料理の1番の魅力について尋ねたところ、最も回答が多かったのは「野菜が豊富に取れる」でした。
普段の食事で、鍋料理ほど野菜をたくさん食べる機会はあまりないですよね。その他、「体が温まる」などの声が多く集まりました。
次は冬によく食べる鍋料理をランキングで紹介します。同率の4位は「しゃぶしゃぶ」と「すき焼き」これは定番ですよね!
3位から1位は、3位「キムチ鍋」、2位「水炊き」、1位に輝いたのは「寄せ鍋」でした。やはり野菜がたくさん取れるものが上位を占めていますよね。
ちなみに20代と30代に限定すると1位はやはり「寄せ鍋」ですが、2位が「キムチ鍋」、4位に「もつ鍋」が入っています。年齢によって好みが少しずつ違うようです。
ところで、みなさんはいつもと違った味の鍋が食べたいなと思うことはないでしょうか? 岡山県倉敷市のある食品メーカーでは、いつもと少し違った個性的な鍋を簡単に楽しめる商品を作っています。
個性的な味がそろう「鍋料理の素」
1910年創業の倉敷鉱泉は、「塩ポン酢」などの調味料を製造販売しています。こちらの会社が約20年前に販売を始めたのが「鍋料理の素」なんです。
(倉敷鉱泉/石原信太郎 社長)
「20年ぐらい前から水炊き以外にいろんな味の鍋料理が作られるようになり、うちも特徴的な商品を作りたいなと思って『鍋の素』を作りました」
最初に開発したのは「チゲ鍋の素」です。これが好評だったことから次々に開発を続け、気づけば5種類に。
商品を1つずつ見てみると「酒粕鍋の素」や「鶏塩鍋の素」など、少し癖のある路線を狙っているような気がします。
(石原信太郎 社長)
「(消費者が)いろいろ選べることが一番いいことだと思ってまして、大手がやってないような味付けだったり、特徴をしっかり出したものをうちとして作りたいなと思い作っています」
とはいうものの、どれも独自に生み出した商品というわけではなく、その時に流行っていた鍋料理を商品化していったそうです。
(石原信太郎 社長)
「なるべくいい材料と、瀬戸内海や近くのもの、地のものだったりをなるべく使うように心掛けて作ってます」
香りが食欲をそそる…「生姜カレー鍋の素」
さっそく商品を使った鍋料理を味わってみましょう! まずは「生姜カレー鍋の素」を使った鍋料理。豚肉が入った「ポークジンジャーカレー鍋」は、鼻を刺激する生姜とスパイスの香りが食欲をそそります。
(石原信太郎 社長)
「高知県特産の大生姜をふんだんに使って、体の芯から温まるように作っています」
この鍋の一番の特徴は、なんと言っても香りのよさです。
(石原信太郎 社長)
「カレー粉に独自の調合のスパイスをブレンドしています。香りが全然違いますね。この匂いがテレビで伝わらないのが残念なんですけれども、おいしいです」
「生姜カレー鍋の素」はスパイスの刺激は抑え目にして和風のだしがきいているので、いくらでも箸が進む鍋料理に仕上がりますよ。
パスタのソースとしても活躍!「トマト鍋の素」
続いては「トマト鍋の素」を使った鍋料理、タラやエビを入れた「海鮮トマト鍋」です。赤い野菜は、トマトではなくパプリカです。
(石原信太郎 社長)
「丁寧に作ったトマトソースをベースにしていまして、それに和風のおいしさの味噌を合わせたトマト鍋の素です」
「トマト鍋の素」は、こうした鍋料理だけでなくトマトパスタのソースとしても使えるそうです。
倉敷鉱泉では、今後も「ちょっと癖のある鍋料理の素」を開発する予定だそうです。